2008年04月07日

妊娠中のクラミジア感染について

【Q】
妊娠中のクラミジア感染について
妊娠17週目でクラミジア感染といわれました。現在エリスロシン錠を飲んでますがお腹の胎児にどのくらい影響があるのでしょうか?出産はできますといわれましたが産まれ見ないと保障はできないと医師にいわれました。
とにかく出産までに完治することが先決と思ってますが、心配でたまりません。また、最近ではオーラルセックスでのどの感染もあるとのことですがやはりのども検査したほうがよいのでしょか?その際は産婦人科でよいのでしょうか?再発しやすいと聞きましたが一度なると定期的な検査が必要ですか?沢山ありますがよろしくお願いいたします。

【A】
性行為感染症であるクラミジア感染の妊婦における陽性率はおよそ5%とされます。
クラミジア感染によって胎児に奇形が起こることはありませんが、流早産の原因となることがあります。また新生児に対しては産道感染により結膜炎や肺炎の原因となることがあるため、妊娠中に検査・治療を行うことが一般的です。
陽性となった場合には抗生剤の服用を行いますが、胎児への薬剤の影響を考えて妊娠5ヶ月以降に投薬を行います。妊婦が陽性となった場合にはご主人も陽性である可能性が高いため、泌尿器科で検査を行って、陽性であれば夫婦共に服薬する必要があります。どちらか一方の検査治療だけでは不十分で、完治後もピンポン感染を起こすため注意が必要です。
服薬により一旦陰性化すれば再発はありませんが、陽性者との新たな接触があれば再感染します。 近年、セックスの多様化により増えてきているクラミジア咽頭炎の場合には子宮頚管炎に比べ、服用後の除菌率が低いとされます。検査は産婦人科でも可能です。
妊娠中のエリスロシンの服用は妊娠5ヶ月以降であれば、経験的に安全とされていますので、あまり心配されなくても良いかと思います。
妊娠中の薬剤服用に関する問題はとてもナイーブですので、「安全か?」と聞かれれば「保障はできない」と必ず医者は答えます。しかし「産まれてみないと保障できない」という医師の発言にはやや抵抗を感じます。そんなに危険な薬ならもう少し丁寧に、事例報告などを提示して納得のゆくまで説明すべきではないでしょうか。
posted by ASKAーLC at 15:10| 奈良 ☔ | TrackBack(0) | 妊娠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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